先天性心疾患(生まれつきの心臓病)は100人に1人の割合で生まれ、その内約30%が重症な心臓病であり、中には出生直後に急激に状態が悪くなることが予想される重大な心臓病もあります。胎児診断の目的は、そのような重大な心臓病を出生前に見つけ、出生直後からの治療に繋げて赤ちゃんを救命することです。
当院では、妊婦健診による一般的な超音波スクリーニングとは別に、精密検査として妊娠19~21週頃に胎児心臓超音波検査を行っています(予約制)。検査は小児循環器専門医が担当し、産科医師からの紹介や、検査希望がある方、他院からのご紹介などにも対応しています。
年齢 | ≦15 | 16-19 | 20-24 | 25-29 | 30-34 | 35-39 | 40≦ |
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心奇形オッズ比 | 0.59 | 0.87 | 1 | 1.30 | 1.38 | 1.43 | 3.95 |
分からないことがあれば、お気軽にお尋ねください。